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メタセコイアでテクスチャをはる

火曜日, 11月 26th, 2013
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メタセコイアを使ってテクスチャをはる方法を簡単に解説したサイトが見当たらなかったので書いておきます。一口にメタセコイアでテクスチャをはると言っても、単にマテリアルを設定するだけの方法や、UV操作だけで設定するもの、メッシュとテクスチャの位置を対応付けてはるものなどがあります。ここでは後者のメッシュとテクスチャの位置を対応付けてはる方法を説明します。

モデルデータの読み込み

今回はこのフラスコをモデルデータとして、ここにテクスチャを設定していきます。モデルデータと使用するデータは↓においておきます。参考にしてください。まずはじめに、flask.mqoをメタセコイアにドラッグ&ドロップして開いてください。以下のような感じのデータが表示されると思います。
モデルデータ

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仮テクスチャの設定

次に、ロードしたモデルに仮のテクスチャを設定します。これは実際に使うテクスチャを作成するために使う一時的なテクスチャであり、とくに模様はなんでもかまいません。今回は市松模様のテクスチャ(sample.bmp)を使用します。まずは右下のマテリアルパネルの「新規」をクリックし新しいマテリアルを作成します。作成されたマテリアル(mat1)をダブルクリックし、材質設定画面を表示します。この画面の模様のテキストボックスに市松模様のテクスチャを指定してください。

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マテリアルが設定できたら、次はこのマテリアルをモデルに適用します。まずは左のコマンドタブから「範囲R」をクリックし、フラスコのモデルを全選択します。選択された部分はピンク色から緑色に変化するので、すべてのメッシュが選択されていることを確認して下さい。

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モデルが選択されていることを確認したら、ツールバーから「選択部処理」→「面に現在の材質を指定」を選択してください。これで下図のように市松模様のテクスチャがモデルデータに設定されたと思います。

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UV操作でテクスチャを設定

ここから、UV操作パネルを使って実際に使うテクスチャを作成していきます。UV操作と言っても特に難しいことはなく、やることはモデルメッシュとテクスチャの位置の対応付けです。つまり「このメッシュにはテクスチャのこの部分を使う」ということを指定しいきます。

UV操作は通常のメタセコイアのモデリング時とは少しだけ操作が異なるので混乱するかもしれませんが、覚えておくべきことは以下の3つだけで十分です。マウスカーソルの位置によって背景テクスチャとモデルのどちらにフォーカスが合うかが変わります

「UV操作の仕方」
・中ボタンスクロール:拡大縮小
・中ボタンクリックしてドラッグ:移動
・右クリックでドラッグ:回転

では早速UV操作でテクスチャを設定していきましょう。まずはF1キーを押して横からの視点ビューに切り替えます。次に左パネルの「コマンド」→「UV操U」を選択します。すると背景に現在選択されている市松模様のテクスチャ(UVテクスチャ)が表示されると思います。UV操作ではこのUVテクスチャと手前のモデルのメッシュの位置の対応付けをしていきます。

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まずはじめに、モデルのメッシュが全選択された状態で、モデルをテクスチャの中心に移動させ、UV操作パネルの焼きこみを押してください。UVテクスチャにモデルの型がスタンプのように押されます。これで、当該部分のメッシュとテクスチャの座標が対応付けられました。

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ただし、このままではフラスコのキャップのてっぺん部分のテクスチャが指定されていないままになってしまいます。そこで、先ほどフラスコを全選択したのと同じように、左のコマンドタブから「範囲R」をクリックしモデルのキャップのてっぺん部分のみを選択してください。

その状態でモデルを回転させ、下図のようにキャップのてっぺんが正面に表示されるようにして下さい。空いている位置にモデルを移動させ焼きこみボタンを押します。こうすることで、キャップのてっぺん部分とテクスチャ座標の対応付けも出来ました。

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テクスチャに着色する

最後に今作成したUVテクスチャを書き出して、それに着色します。UVテクスチャを書き出すには「UV操作パネル」から「ファイル出力」を選択し任意の場所にテクスチャを書き出して下さい。以下の様なテクスチャが書き出されると思います。

tex

このテクスチャに対して着色します。今回はペイントで超テキトーに塗りましたが(笑)実際にはPhotoshopで綺麗に仕上げます。

tex2

着色したテクスチャを、材質設定画面で仮の市松模様のテクスチャの代わりに設定すると、新しく作成されたテクスチャがモデルに適応されます。これでUVテクスチャの設定は完了です。

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おすすめ参考書籍

メタセコイアの良質な参考書籍が少ない中で、この参考書は簡単なモデルの作り方からUVテクスチャの設定方法、レンダリングまで非常にわかりやすく解説されています。とりあえず、メタセコイアで何かつくろうと思うなら、手元においておきたい一冊です。この一冊を読めば、全くメタセコイアを触ったことがない!という人でも表紙に書かれている程度のモデルならすぐに作れるようになるはずです。

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こちらは、上記の「メタセコイアからはじめよう!」とは違い、それなりにメタセコイアを使ったことがある人向けの書籍です。ただし、ローポリゴンの作成に特化して書かれているかというとそうではなく、「簡単なモデルは作れるようになったけど、人のモデルってどうやってつくるの?」というような疑問を持っている人にはうってつけの参考書です。UVテクスチャの説明も詳しくされており、中級者へのステップアップには非常に役に立つ参考書です。

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3Dのモデルデータはなんとなく作れるようになったから、次はゲームを作ってみたいという方はこちら。手前味噌になりますが、ゲームを作るのに必要なライブラリの使い方から必要な技術まで詳しく解説していきます。
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